カタパルトスープレックス

興味がない人は無理して読まなくていいんだぜ。

小さな街の心地よさ

以前9年間ほど住んでいたシンガポールはとても小さな国です。大きさは東京都23区内とほぼ同じくらい。つまり、市町村を含めた東京都より面積は小さい。東から西の端まで各駅の地下鉄で1時間くらい。ボクはそんな小さな国で小さな会社をはじめました。

そんな小さな国ですから、スタートアップやデザインのコミュニティーもそれほど大きくありません。数にしたらたくさんいるのでしょうが、常連と言えるようなコアメンバーはそれほど多くないんですよ。それほど多くない人数なんですが、小さな国の小さな町に住んでいると近所のカフェでばったりなんてことはよくありました。

今年からアムステルダムに移り住みました。

オランダ自体はシンガポールより大きいですが、アムステルダムという街はシンガポールよりずっと小さいです。東から西の端まで自転車で40分くらいですかね。そんな小さな街でボクは小さな会社を続けています。

そんな小さな街なのですが、アムステルダムのスタートアップやデザインのコミュニティーはとても大きいです。一つのコミュニティーに常連として迎え入れられるととても多くの人と知り合いになることができます。

サービスジオラマバインドリーのフィードバックを街でバッタリと会って聞いたりします。そんな時、小さな国で生まれた小さな会社を小さな街で続けていてよかったと思うんです。