カタパルトスープレックス

興味がない人は無理して読まなくていいんだぜ。

アメリカ政府を公共サービスのデジタル化に向かわせた二つの力と三つの組織

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イギリスのGDSやエストニアの電子政府の情報は割とまとまったものがあります。カタパルトスープレックスも貢献していますよね!ところが、アメリカの公共サービスのデジタル化も急速に進んでいるのですが、あまりちゃんとまとまった情報が日本語ではありません。

アメリカにはPIF18FUSDSという公共サービスのデジタル化を進める部門がアメリカ政府内にあります。それぞれ、ユーザーニーズから全てをスタートして、リーンスタートアップ、デザイン思考、アジャイルなどモダンなアプローチを公共サービスに取り入れることでイノベーションを推進しようとしています。ゴールは同じです。

なんで、そんなことしようと思ったの?なんで三つもあるの?という疑問が浮かぶと思います。それをなるべく簡潔に説明しようと思います。興味がある人はSlideshareGithubにプレゼンテーションをアップロードしました。

PDFのダウンロードカタパルトスープレックスデザインのGithub)

経済産業省が「デジタルトランスフォーメーションに向けた研究会」を発足したり、経団連が「デジタル省」を提言したりしています。アメリカはボトムアップとトップダウンを積み上げて、複数のアプローチをとって成功しています。日本はどうなるんでしょうね。

個人的にはCode for Americaがアメリカの公共サービスを変える原動力になったように、「デザイン+ジャパン」が日本の公共サービスを変える原動力になればいいなと思っています。

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