カタパルトスープレックス

興味がない人は無理して読まなくていいんだぜ。

2019年上半期邦楽ベスト5:ライブも媒体もストリーミングも充実した上半期の邦楽でした

今年の前半も小さな箱を中心にたくさんのライブを観ました。大きな箱とかフェスとか疲れるから行かない。一番観たのは今年結成10周年を迎えた思い出野郎Aチームですね。印象に残っているのは下北沢『風知空知』でのエマーソン北村カーニバルでした。mmmとASA…

2019年上半期洋楽ベスト5:エフェクター沼にはまったのは別として洋楽で言えば結局のところビリー・アイリッシュとケイジ・ザ・エレファントだった

テーム・インパラ、テンプルズとザ・ブラック・キーズの新譜がリリースされるうれしい上半期になりました。エフェクター沼にハマり、ギターをたくさん弾いた上半期でもあるので、この三つのグループは特別な存在となりました。ケヴィン・パーカーが足でちょ…

2019年上半期映画ベスト3:映画のトレンドは「中国」「ストリーミング」「センスのいいパッケージング」

今年もなかなかいいペースで映画を観ているので、この辺でまとめます。上半期のベスト3は以下の三本(あいうえお順)。内容はひとこと評を参考にしてください。三本のうち二本が中国映画なのがイマドキな感じですよね。中国はアプリもそうですが、小説、音…

反省なきPDCAと終戦記念日

Photo by sergio souza from Pexels あまり気にしたことがないかもしれませんが、PDCA(PLAN-DO-CHECK-ACT)は日本独自のコンセプトと言って差し支えないでしょう。発案者はアメリカ人でコンサルタントだったW・エドワーズ・デミングですが、むしろトヨタのP…

企業のイノベーションプロジェクト成功に本当に必要なこと

Photo by sergio souza from Pexels 夏休みということもあり、このブログで紹介するような書籍は読んでいません。劇団☆新感線の『けむりの軍団』を見に行ったり、話題の『三体』を読んだり、カレーのメニューを開発したりしています。そのため、通常のブログ…

書評|ストリーミング以後の音楽経済|"Rockonomics" by Alan Krueger

アラン・クルーガーはクリントン政権とオバマ政権で経済政策担当財務次官補として経済のアドバイスを提供し、大統領経済諮問委員会の委員長も務めた経済学者です。専門分野は計量経済学で、理論よりデータを重視しました。そんな彼の遺作が彼が深い関わりを…

書評|次の経営バズワード「フライホイール」|Turning the Flywheel by Jim Collins

おそらく、次の経営のバズワードとなるのが「フライホイール」です。アマゾンの成功の秘訣として有名になりつつあります。簡単に言えば、成功の循環サイクルです。フライホイールの名付けの親がアマゾンの戦略コンサルタントを務めていたジム・コリンズです…

書籍|炎上する若者と批判する大人、早咲きの棋士と遅咲きのハリポタ|"Late Bloomers" by Rich Karlgaard

2019年に9歳で最年少棋士となった仲邑菫さんなど若くして才能を開花する人たちがいます。一方で、インスタグラムやツイッターでのバイトテロなど浅はかな行為で炎上してしまう人たちもいます。最近だとレペゼン地球とジャスミンゆまのパワハラやらせによる炎…