カタパルトスープレックス

興味がない人は無理して読まなくていいんだぜ。

韓国警察アクションの代表作、約10年ぶりの続編『ベテラン 凶悪犯罪捜査班』レビュー

リュ・スンワン監督の最新作『ベテラン 凶悪犯罪捜査班』は、2015年の大ヒット作『ベテラン』の続編として約10年ぶりに公開されました。前作がユーモラスなアクションコメディだったのに対し、今作はダークでシリアスなアクションスリラーへと舵を切りました…

警察アクションという韓国映画のジャンルを築き上げた『ベテラン』レビュー

2015年に公開された韓国映画『ベテラン』は、単なる犯罪アクション映画の枠を超えて、韓国社会に強い反響を呼びました。この映画は、経済格差の拡大や特権階級の横暴に対する国民の不満が高まっていた時期に制作されました。特に、ナッツリターン事件などの…

アメリカの「無敵の人」を描いた映画『アオラレ』レビュー

2020年に公開された映画『アオラレ』(原題: Unhinged)は、アカデミー賞受賞俳優ラッセル・クロウが主演を務めるサイコスリラーです。日本でも問題となっている「あおり運転」を題材としながら、「無敵の人」の物語を描いています。現代社会に潜む断絶とフ…

シネフィルの執念と狂気を描くドキュメンタリー映画『キムズ・ビデオ』

映画『キムズ・ビデオ』は、ニューヨークに実在したレンタルビデオ店「キムズ・ビデオ」を巡るドキュメンタリーです。この店は、5万5,000本を超えるマニアックで貴重なコレクションを誇り、若き日のコーエン兄弟やトッド・フィリップスといった著名な映画人…

🎥『ウィンド・リバー』映画レビュー|見過ごされた社会問題に光を当てる犯罪スリラー

『ウィンド・リバー』(2017年)は、『ボーダーライン』や『最後の追跡』の脚本家テイラー・シェリダンが監督デビューを果たした犯罪スリラーです。ワイオミング州のウィンド・リバー・インディアン居留地を舞台に、極寒の荒野で起こる悲劇を描いています。…

刑務所に入ってもギャングとして家族を守る『ブラッド・スローン』映画レビュー

『ブラッド・スローン』(原題:Shot Caller)は、ジェイコブ・ハーロンという男の変貌を描いたクライムスリラーです。証券会社のエリートだった彼は、飲酒運転事故で投獄されます。刑務所では「戦士」か「犠牲者」かの二択しかなく、生き残るためにはギャン…

圧倒的な科学的根拠で描く隠れたSFの名作『エウロパ』映画レビュー

2013年に公開された映画『エウロパ』(原題:Europa Report)は、これまでのSF作品とは違ったアプローチを取っています。セバスティアン・コルデロが監督、フィリップ・ジェラットが脚本を手がけたこの作品は、木星の衛星エウロパへの有人ミッションを、モキ…

藤子・F・不二雄的な魅力を持つ隠れたSFの名作『ランダム 存在の確率』映画レビュー

ジェームズ・ワード・バーキット監督が脚本と監督を務めた2013年のSFスリラー『ランダム 存在の確率』(原題:Coherence)は、独創的なアイデアとシンプルなアプローチで量子物理学の世界を作り出した作品です。彗星の接近が引き起こす奇妙な現象によって、…