カタパルトスープレックス

イノベーションに効く世界の情報を日本語で

2018年和書ベスト3冊|ベスト・オブ・2018

f:id:kazuya_nakamura:20181208184307p:plain

このブログのコンセプトは「イノベーションに効く世界の情報を日本語で」なので、日本の情報は取り扱いませんし、日本語で書かれた和書も取り上げません。それでも、ボクは日本人なので日本語で書かれた書籍も買いますし、読みます。英語の本に比べるとかなり少ないですが。

『ビジネスモデル2.0図鑑』近藤哲朗著

チャーリーさんは前々からTwitterではフォローさせていただいていて、様々なビジネスモデルを図解にしていてすごいなーと思っていました。この書籍はこれまでチャーリーさんが作りためてきたビジネスモデルの図解を書籍にまとめたものです。

この本のすごいところは、単にビジネスモデルを図解にしただけでなく、成功しているビジネスモデルの共通項を見出して、それを図解に反映しているところです。日本人はフレームワーク的な思考が苦手とされていますが、それを難なくやってのけているチャーリーさんでした。

ビジネスモデル2.0図鑑

ビジネスモデル2.0図鑑

『企業不正の研究』安岡孝司著

東芝や神戸製鉄といった一流企業とされていた企業がどうして不正をして落ちていったのかをリスクマネジメントの観点で分析した本です。単純に不思議ですよね。ボクは性善説的な見方をなるべくしようとしていて、誰も「世の中を悪くしてやろう」としていないと思います。東芝の社員も三菱自動車の社員も同じでしょう。でも、全体的に見れば悪いことをしてしまっている。

これは日本企業だけでなく、海外の企業でも同じですよね。エンロンとか。日本人だからダメなんだということではなく、仕組みで人間のダメさをリスクヘッジしましょうという考え方が大事なのでしょう。

企業不正の研究 リスクマネジメントがなぜ機能しないのか?

企業不正の研究 リスクマネジメントがなぜ機能しないのか?

『ネコノミクス宣言』猫組長著

 ボクは人間のダメな部分が愛おしくて大好きです。だからヤクザにも興味があるし、『スーパーヅガン』のような麻雀漫画も好きだし、映画でも『ゴッド・スピード・ユー! BLACK EMPEROR』とか大好物です。うちの近所は「魅孵美人(見返り美人の当て字)」の方が有名でしたが。

猫組長が描く世界がどこまで本当なのか素人のボクにはわかりませんが、こういう世界があるんだなあというファンタジーとしてとても面白かったです。なお、西原理恵子さんの漫画は収録されていないので、そちら目当ての方はご注意を。

猫組長と西原理恵子のネコノミクス宣言

猫組長と西原理恵子のネコノミクス宣言