ジェームズ・キャメロン監督がリドリー・スコット監督からバトンをもらって手掛けた「エイリアン」シリーズの第二作目。
宇宙貨物船ノストロモ号での惨劇から57年後。唯一の生存者である航海士リプリー(シガニー・ウィーバー)が、催眠カプセルの中で眠りながら宇宙を漂っているところを発見された。目を覚ました彼女は、かつて自分たちがエイリアンと遭遇した星が現在は植民惑星となっていることを知り、がく然とする。リプリーがエイリアンの危険性を訴える中、植民惑星との通信が突如として途絶えてしまう。原因調査を依頼されたリプリーは、海兵隊とともに現地へ向かうが……という話です。
これはこれで悪くないんだけど、エンターテイメント性がマシマシになった代わりに様式美がだいぶ後退している。第一作目が1979年で本作は1986年だから7年たってるのにデザインが劣化してるってどういうことよ?
ストーリーもベタベタのジェームズ・キャメロン流。
『ターミネーター2』と同様で1980年代の映画を楽しみたい場合はお勧めなんだけど、映画単体としてはどうなんだろう。