一言で言えばDC版のアイアンマンであり、スパイダーマン。興行的にはコケちゃったけど、エンターテインメント作品としては及第点。悪くない。ヒーローものが好きなら観る価値あり。
ハイメ・レイエスはトラブルに巻き込まれて、エイリアンの古代の遺物「スカラベ」の共生宿主として選ばれてしまう。スカラベと共生したハイメは驚異的な力を得るのだが……という話です。
これまでのヒーロー物の要素を詰め込んだ幕の内弁当的な作品。アイアンマンだし、スパイダーマンだし、ウォッチメンの要素も入ってる。ヒーロー物じゃないけど、『Mr.ノーバディ』(2021年)の影響もあると思う。カラフルな世界観rロゴも含めてゲーム『Cyberpunk 2077』っぽい。
既視感にあふれていて新鮮味はないのだけど、ちゃんとパッケージとしてまとまってる。普通に楽しい。コケちゃったのは、こういうパッケージングが飽きられちゃっただけだと思う。