すっかり秋ですね!日本はわからないですが、こちらアムステルダムはすっかり秋模様。これですよ!シンガポールになかったもの!それが秋!そして、ここアムステルダムで秋といえばボック(Bock)です。
ここでビールに関しておさらいです。ビールには二種類ありましたね。下面発酵と上面発酵です。下面発酵のビールはラガービール。上面発酵のビールはエールでしたね。キリンとかアサヒとかサッポロは全て大量生産のできるラガービルです。そしてクラフトビールといわれるもののほとんどはエールビールでしたね。
ボックビールについて
今回ご紹介するのはクラフトビールなんだけど下面発酵のボックです。オランダではボックは秋のビールなんですよ。ハロウィンからクリスマスにかけてのビールがボックです!そして夏が終わって各醸造所はボックを出しはじめてきました。これはクラフトビールだけでなく、大手のハイネケンやフローシュなんかもボックを出してきます。
ボックはスタウトのように褐色で少し甘みがあるビールです。大雑把にいえば褐色のエールがスタウト、褐色のラガーがボックって感じですかね!なんでもそうですが大雑把に覚えるの大事!それでは季節もののオランダのボックビールをご紹介していきましょう!
映画をモチーフにしたボック
Cinema Brewersは映画をモチーフにしたビールを作っています。ボックはその名も『ボック・トゥ・ザ・フューチャー』です。ベタですね!
神様をモチーフにしたボック
Walhallaは神様をモチーフにしたビールを作っています。このボックは季節限定商品で名前はヘイムダル。北欧神話に出てくる光の神様だそうです。
特別なダブルボック
オランダを代表するクラフトビール醸造所であるブロウワレイ・アイ(Brouwerij 't Ij)は季節限定のIjbokというボックがあるのですが、今年はさらに三つのボックを出してきました!さすがに大きくなってもインディー魂を持ち続けるクラフトビールの雄です!
この中でボトルで売られているのは写真のダブルボック(Dubbelbock)です。写真ではわかりづらいですが、ゴールドとダークレッドのクリスマスっぽいキレイなラベルです。これに加えてRauch BockとRye Bockがタップ限定で飲むことができます。早速飲みに行かねば!