SSUのスパイダーバースの新作『マダム・ウェブ』の映画評です。マルチバースではなく、タイムリープもの。ボクは好きです。
スパイダーバースに一貫したテーマがあるとすれば、「大きなる力を持つ責任」ということになるでしょう。スパイダーマンもそうですし、『モービウス』もそうでした。それは本作でも同じ。

本作が優れているのはストーリーです。ちゃんとある。キャシー・ウェブ(ダコタ・ジョンソン)が家族っぽいのが苦手な理由も、それでも人を助けてしまう理由も。ヴィランであるエゼキエル(タハール・ラヒム)はもう少し深堀りして対比を付けてほしかったけど、これから活躍するであろうキャラクターが多数登場するので仕方がない。ただ、それは散漫な印象を与える部分でもあるので、本作の一般的な低評価に繋がってしまってる気もする。
キャラクター造形で言えばキャシー・ウェブ(ダコタ・ジョンソン)に焦点を絞ったのは正解でしょう。死んでしまった母親に複雑な気持ちを持ち続ける救命士。同僚がベン叔父さんなんて、激アツ。いやあ、ダコタ・ジョンソンってめっちゃタイプなんですよねえ。眼福としか言いようがない。

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