リー・アイザック・チョン監督『ツイスターズ』の映画評です。竜巻を題材にしたディザスター映画。竜巻を追いかけてそのメカニズムを解明するストームチェイサーの話。『ツイスター』（1996年）の続編だけど、あまりつながりはない。
前作はスピルバーグ製作総指揮、監督はヤン・デ・ボン、脚本をマイケル・クライトンと非常に豪華な布陣だったが、今回は比較的若いスタッフ。
非常にあっさりした感想だけど、普通に面白い。竜巻ばっかりなのに、飽きさせない。脚本がしっかりしている。
キャラクター造形はいまいち。なんかいろいろ定まらない。ただ主人公ケイト・カーターを演じるデイジー・エドガー＝ジョーンズがとてもかわいい。かわいいは正義。『ザリガニの鳴くところ』も観てみようかな？脇を固めるグレン・パウエルとアンソニー・ラモスがパッとしなかった。お前らはいったい何をしたかったの？となる。
観てなにか得るものはないのだけど、エンターテイメント作品としては及第点。典型的なポップコーンムービー。
