今年はコロナ禍で生活のリズムが変化したために読書が減り、映画鑑賞が増えました。さすがに今年も後半になり、書評があまりに少ないことに気づき、大急ぎでたくさんの本を読みました。おかげでだいぶ読書もキャッチアップできた感じです。そして、ふと気が…
ペイメントのスタートアップとして大成功したSquareといえばジャック・ドーシーのイメージが強いと思います。ジャック・ドーシーはツイッターの共同創業者でもあり、知名度が高いので仕方のないことです。今回紹介するのはSquareのもう一人の共同創業者であ…
2020年のアメリカ合衆国選挙(大統領選挙/上院選挙/下院選挙/州知事/各州の投票法案が同時に行われる)は見所がたくさんありました。今回はトランプ vs バイデンの大統領選挙がエンターテイメントとしても、とても面白かったので日本でも注目されました…
ルービック・キューブの考案者エルノ・ルービックの初書籍が今回紹介する"Cubed"です。ルービック・キューブが世に出てから40年以上経過しています。これまでに自伝とか出ていそうなものですが、この本がエルノ・ルービックが初めて書くの書籍。自分とその発…
人間には好き嫌いがあって、ダメなのはダメ。本を読んでいて「これヤバいなあ」って思うことありません?日本語だと危険信号って言えばいいのかな。英語だとレッドフラグって言います。ボクにとってレッドフラグなのがいくつかあります。 脳科学をリファレン…
「世界の終わり」は魅力的なトピックで、遥か昔からずっと語られてきました。世界の終わりはもうすぐだ!と。マーク・オコネルも「世界の終わり」に取り憑かれた一人で、その研究成果をまとめたのが本書"Note from an Apocalypse"です。専門書と言うよりはエ…
人工知能によって人は仕事が奪われる!この手の話はすでにクリシェですよね。今さら真面目に語ってどうするの?今回紹介する"A World Without Work"はまさに語り尽くされた感のあるこのネタを改めて大真面目に検証する本です。 本書を書いたダニエル・サスキ…
科学は人類の進歩に欠かせない手段ですよね。生物的な進歩よりも技術的な進歩の方がずっと早く、そのスピードが人間と他の生物の大きな差となっています。一方で、科学の信用が揺らぐような事件も起きています。日本だとSTAP細胞の論文の問題が取り沙汰され…