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映画

2019年上半期映画ベスト3:映画のトレンドは「中国」「ストリーミング」「センスのいいパッケージング」

今年もなかなかいいペースで映画を観ているので、この辺でまとめます。上半期のベスト3は以下の三本(あいうえお順)。内容はひとこと評を参考にしてください。三本のうち二本が中国映画なのがイマドキな感じですよね。中国はアプリもそうですが、小説、音…

映画評|虚構と現実、過去と現在が交差する音楽映画|ローリング・サンダー・レヴュー:マーティン・スコセッシが描くボブ・ディラン伝説

(若干ネタバレがありますのでご注意を) ボクは遅れてきた世代なのでボブ・ディランの全盛期をリアルタイムで体験していません。それでも主なアルバムは持っていたし、ブートレグシリーズも何枚か持っていました。遅れてきた世代だからこそ、ボブ・ディラン…

映画評|熱量の少ないドキュメンタリー映画|Titicut Follies

『チチカット・フォーリーズ』はドキュメンタリーの名手フレデリック・ワイズマンの初監督作品。友人から韓国で発売されているDVDをお借りして初めて観ました。 精神異常犯罪者を収容する病院の日常を描いたドキュメンタリー作品。フレデリック・ワイズマン…

映画|アメリカ版低学年の『トレインスポッティング』|mid90s(ネタバレなし)

今回は優良作品を連発しているスタジオA24の最近の作品の中でもまだ日本未公開の"mid90s"の紹介です。監督は今回が初監督作品となるジョナ・ヒル(写真)です。A24って『へレディタリー/継承』で初監督を務めたアリ・アスターといい、経験が少ないけどいい…

映画|グランドホテル方式のネオ・ノワール|Bad Times at the El Royale(ネタバレなし)

今月に観た映画で一番良かったのは黒沢清監督の『散歩する侵略者』(2017年)ですが、取り上げるのはブログの趣旨「イノベーションに効く世界の情報を日本語で」にマッチしている日本未公開の"Bad Times at the El Royale"(2018年)なので、こちらをご紹介。…

2018年映画ベスト8本(ネタバレなし)|ベスト・オブ・2018

2018年は映画業界におけるネットフリックスの存在感が際立った年でした。今回選んだベスト映画も『アナイアレイション -全滅領域-』、『ROMA/ローマ』と『バード・ボックス』の三本がネットフリックス配給となっています。テレビドラマではすでに大きな存在…

映画評『スノーデン』|エドワード・スノーデンから学ぶ自由

社会人になって読書や映画鑑賞から離れていた時期もありました。音楽もそう。CDをケースから出して、プレーヤーに入れる。ちょっとしたことなんだけど、億劫になってしまう。でも、インターネットとサブスクリプションモデルのおかげで、音楽や映画がまた身…